初めまして。ECC長塚町教室の平岡志麻です。
よろしくお願いします。

英語とはかれこれ20年以上向き合っています。
ずっと一筋に英語を勉強してきたわけではありませんが、
私の人生から切り離せないのが英語です。

中学、高校までは私は海外に行かないし、外国人と話す機会もないからという
理由で英語を全く勉強していませんでした。成績は当然いつも悪い。

20歳の時に知り合った一人の友人をきっかけに私の人生は英語から切り離せないものになりました。
英語を話したいと思ったのは意外なことに自分の不甲斐なさからでした。
親切にしてくれる台湾の友達にサンキューしか言えませんでした。
伝えられないもどかしさをこの時に知りました。
文章を頭の中で組み立てては、言葉にできず想いはただ空を切る。
間違えるのが嫌だった。ただそれだけで私は一番伝えたかった想いを封印しました。
間違えたとしても身振り手振りでも、
どれだけ嬉しかったかを伝えればよかったのに、それをやらなかった。
情けなかった。悔しかった。自分自身にがっかりした。
自分の不甲斐なさを痛感した瞬間でした。

そこから私の英語人生は始まりました。
20年以上勉強していますが、今も私はもがいてます。

短期留学、ワーキングホリデー、海外旅行、海外移住、
ボランティア、英会話スクール通学、英会話スクール運営など、
英語を上達できるならばとたくさんの事を経験してきました。
五感をフルに使って英語を学んできました。
その分、失敗もたくさんしてきました。

話せて通じ合えて嬉しかったこと、
海外で迷子になってピンチになったこと、
人種差別があるということを身をもって知ったこと、
その差別を自分が受けたこと。
騙されそうになったこと。
間違えて呆れられて笑われてバカにされたことも、
英語を話すことが怖くなったこと
悔しくて涙した日々も。
適当に相槌を打って本当に危ない目に合いそうになったことも。

今振り返るといい時よりもむしろ悲しかったり、辛かったり、
そんな事が多かったはずなのに
それでも私は英語をやめられなかった。
それは、やっぱり誰かと分かり合えたと感じた瞬間と手応えがあったからだと
思ってます。
そして今でもそのご縁が途絶えずに続いているということも私が英語を
やめられない理由の一つです。

今もまだ道半ばです。私は一生英語と向き合って付き合っていくつもりです。
人種が違えば伝え方も違います。言い回しの表現も変わります。
何気なく発した一言が実は言わないほうが良かったことも。
あまり丁寧な言葉を使いすぎて、大爆笑されたこと。
よくみるフレーズが実はあまり使われてなかったこと。
文化の違いで配慮すべきこと。学校では教えてくれないこと。
教科書には書いてないことまで
たくさんの事を学んできました。

経験に勝る学びなし

一人でも多くの生徒が英語って面白いな、楽しいな。かっこいいな。
それと同時に伝えることの大切さ、人と分かり合えることの喜びを感じてもらいたくて先生になりました。

時に英語の勉強は退屈です。
それに今はAIの時代です。
優れたアプリが一瞬にしてあなたの想いを英語に翻訳してくれます。
だけど、言葉を置き換えることはできても、微妙な感情や意図を完全に捉え、
相手に伝えることは難しいです。
翻訳アプリは便利なツールですが、人間の言語能力やコミュニケーション能力を完全に代替することはできません。
言葉を学ぶことの価値を忘れずに、翻訳アプリを上手に活用していくことが大切だと思います。

英語を話せるようになるまでにはかなりの時間を要します。
地道な努力を重ねることになります。
それでも続けていれば、誰かと分かり合える瞬間を手に入れます。
人生で巡り合えるご縁が増えます。
あなたの価値観を広げ、もっと豊かにしてくれる。
そう信じています。

2013年文部科学省がグローバル化に対応した英語教育改革実施計画を発表し、
2020年度から英語教育強化が実施されています。
少しずつではありますが、日本の英語教育が変わろうとしています。
それでもまだ「日本人は英語が話せない。」
残念ながら、海外から見た日本人はまだそういうレッテルを貼られてるのも事実です。
日本人が抱えがちな英語に対するコンプレックスを脱ぎ捨て、個性として受け入れ、
完全主義からの脱却と自己表現の追求をを目指し、
完璧な英語を話すことよりも、自分の言葉で、自分の考えや想いを伝える事の方が遥かに大事ということに気づくこと、そしてそれがグローバル化に対応した英語教育の根本になればいいなと思っています。

私にできること。
一緒に英語を楽しみながら学ぶお手伝いができればと思っています。
スクールでは間違えてください。たくさん間違えて、失敗して、そこから多くのことを学んでください。間違いの数はいつの日か勲章になります。
あなたを形成する一部となり、強みとなります。
自分の想いを誰かに届ける素晴らしいツールが言葉なんだと思ってます。
日本語でも英語でも誰かに正しく自分の想いが届けばと思っています。

教室でお会いできる事を楽しみにしています。
これからよろしくお願いします。